『北の国から』のメイン俳優5人に、ランプの灯りを点してみました。

今晩は、ふじみるです。

先日、「北の国から」という

フジテレビの名作ドラマをご紹介させていただきました。

30数年前に放送された懐かしいドラマですが

数年前に、パソコンで全作品をVODで観ました。

あまりの面白さに、時を忘れて全35話すべてを視聴。

あの時は夏でした。

”のどごし生”500缶、かる~く20本は空けましたかな。笑

そして今、

「北の国から」全35話無料見放題キャンペーンに参加。

1話から、じっくりと観ている私がいます。

コ-ヒ-と、チョコレートを”さかな”にして。。

見ればみるほど愛着が増してくる作品ですが

主な登場人物に、ランプの灯りをあててみました。

・田中邦衛が演じる五郎

少し、気の弱そうな呑兵衛おやじ「五郎」役を演じた

田中邦衛さんは、私の亡き父親によく似ています。

呑兵衛に悪人はいないと言われますが

誰にも好かれる、お人よしの外ヅラがそっくりです。

違いがあるところは、内ヅラの表現方法でしょうか。

滅多なことで殴ったりはしない五郎は

額に深い皺をつくり、嫌われないように押し黙る。

一方、私の父は酒が入ると

身内も身内の女房に口も手も足も出す男でした。

ドラマの中で、最初のころは

息子の純に丁寧な言葉で話していた五郎も

純の担任の先生から、「不思議ね」と言われて

親子の普通の言葉づかいになります。

慣れっこになっていた言葉づかいが変わること。

それは、息子に遠慮なく接することができたこと。

中学卒業の父は、私を大学まで行かせてくれました。

学歴にたいして、ひがみ憧れていた願いが叶った満足感。

その満足感を踏みにじってしまった私は、親不孝もの。

最後の最後まで、打ち解けて接することはなかった。

今にして思います。

口下手の親父をどこか馬鹿にしていた。

もっと話し合っておけばよかった。

差しで、ぐでんぐでんになるほど飲んでおきたかった。

晩年、桜の下で仲間とはぐれ

ひとりで酔いつぶれ、漏らしていた親父を介抱したのが関の山。

「北の国から」の五郎さんに

そんな私の親父を見てしまいます。

・吉岡秀隆の純

「純」役の吉岡秀隆さんは

このドラマの進行役であり、カメラのレンズでもあります。

純の目から見た人間模様に

喜怒哀楽を感じさせられる小生意気でマセた奴。

真正面から見ないで、斜めに構えたり

と思えば、まっすぐ愚直に弱さをさらけ出す。

八方美人のようなつかみどころのない、

得体の知れない男。

ドラマの終盤にして気づきました。

五郎がいちばん好きだったのは、純だと。

・螢の中嶋朋子

♪ホ、ホ。ホ~タルこい

あっちの水は苦~いぞ。

こっちの水は甘~いぞ。

ホ、ホ。ホ~タルこい♪

”ル~ルルルルル ル~ルルルルル・・・”

キタキツネを餌付けしていた、螢。

いちずな想いを抱き、酸いも甘いも噛み分ける

そんな、螢役の中嶋朋子さん。

目に入れても痛くないほど可愛がっていた五郎。

幼かった螢も、成長して女になっていく。

親子の絆はどうしようもなく切なく、嫌でも温かい。

笑いこけていた、スキ-のシ-ンが大好きです。

螢みたいな妹がほしかったな。笑

・いしだあゆみの令子

「ブルー・ライト・ヨコハマ」で有名なレコ-ド歌手から女優に転身した

いしだあゆみさんの令子役は、儚い女の香りに満ちています。

旦那、五郎とのなれそめはわかりませんが

よくもまあ結婚できたなあ、と思います・・・

「縁」とはほんとに不思議なものです。

私の、大学生時代の友人は両足が義足の身体障害者です。

登下校では、松葉杖を両手でしっかりとつかみ

階段を一段、一段、昇りまた下る姿に

哀れという感じはなく、カラッとした男のたくましさを見ていました。

その彼が、社会人障害者バスケットボールの選手となり

ファンであったであろう、麗しい銀行レディと結婚しました。

周りから、大反対の声をどれだけ浴びたことだろう、な。

結婚式に招待された時の、彼の笑顔から覗く真っ白い歯。

寄り添う新妻の真っ赤な口紅は、信じられない夢のようでした。

男は見た目じゃあありません。

ハ-トです。

令子に魔がさした一つの浮気は

切り裂かれた親子の悲しい運命だったのでしょうか?

美人薄命の言葉ぴったりの令子。

いしだあゆみさん、あなたしか演じることはできません。

・雪子の竹下景子

令子の妹役「雪子」を演じる竹下景子さん。

才色兼備の、お嫁さんにしたい女優ランキングNo.1でした。

その雪子も、ふた股をかけられて男に振られてしまいます。

傷ついた心で、富良野の五郎一家にお世話になりお世話する。

自分探しのためでもあるけど、甘えん坊じゃない。

しっかり者でもあり、どこかほっこりしているお姉さん肌。

姉の令子が影なら

妹の雪子は光でしょうか。

気がついていないけど

ありがたい存在の雪子。

私よりひとつ年下の彼女は、

なんの縁もゆかりもありません。

そもそも、ドラマのなかの人ですもの・・・

それでも、逢っていたら惚れるでしょうね。笑

・どこかしらダメダメ人間の愛物語

「北の国から」に登場する一家の人々は

ダメダメ人間ばかりだと思います。

浮気する奥さん。

貧乏なお父さん。

さすらいの息子。

不倫する娘。

男をもてあそび女を破滅させるおばさん。

まわりまわる因果応報の果て

失敗だらけの生活に疲れ人生を投げ出してしまう。

が、どっこい。

どうにかこうにか生き抜いていく。

令子の死は天命、しょうがないもの。

大自然の恵みをうけ、人の情けをうけ

一生懸命に生きる生々しい歴史に打たれました。

お金はないけど知恵はある小さな家族。

「知恵があるなら、お金儲けもできようが?」

はは。

それじゃあ話にはなりません。

一度ご覧になってくだされば、わかると思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする