こんちは、失敗おじさんです。
とりこし苦労のあとに、待っていたもの。
それは、思いもしなかった展開でした。
11月27日(月)に、生活保護の申請が受理され
12月13日(水)に正式に生活保護の決定となりました。
その間にいろいろあって、少々頭が混乱している年の瀬。
なんとか無事に正月は迎えられそうですが
まんまと狐に化かされた思いのする今日この頃です。
目次
・たった2カ月間の生活保護
ひとり身のバツイチ失敗おじさんにとって
12月と翌年1月だけが生活保護期間というのは、
残念でもあり嬉しくもあります。
一番残念なのは、医療費の全額補助です。
難病患者の私にとって、2カ月に一度の
診察料と薬代金合わせて5千円は痛い。
翌年2月から、またその医療費がかかります。
2年前までは全額無料でしたが・・・。
歯医者にも行きたかったし
禁煙治療にも行きたかった。
嬉しいことは、引っ越しがなくなり
車を手放さなくてよくなったことです。
・引っ越しと車の手放し
普通ですと、家賃の安いところへ引っ越し
財産とみなされる「車」は手放さなくてはなりません。
ところが、
引っ越しのことですが
倉敷市の住宅扶助金額(一人住まい)は、35000円までです。
いまの家賃が42000円。7000円オ-バ-となりますね。
築22年の2DKアパ-トに暮らして、早や5年。
住めば都、愛着もあります。
なんとか引っ越しせずに、家賃が35000円にならないものか?
市の福祉課と、アパ-ト管理会社に相談しました。
その結果、アパ-ト管理会社が家主の了解を得て家賃を35000円に引き下げOK。
すぐに、市の福祉課へ連絡を入れると、「その条件なら、引っ越しは無用」。
そのうえに、車の放棄もしないでいいです。
1月までの短期間で車を処分するのはあまりにも酷、
また車を購入するとなれば、いろいろと大変ですからね。
と、市の福祉課の大岡裁き。
相談はしてみるもんですね。笑
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私の場合には、引っ越しはしなくてすみました。
しかし、おおかたの場合、引っ越しはつきものです。
※どこに引っ越しするのか? 「賃貸 場所 おすすめ」
※安心安全な引っ越し業者は? 「引っ越し 場所 おすすめ」
パソコンからでもスマホからでも、このようにして
検索窓に入力してみると簡単に見つかります。
ご参考になれば幸いです。
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・家賃のカラクリ
アパ-ト管理会社が、家賃をすんなり7000円も下げた話には裏がありました。
築22年という中古アパ-トでも、入居者が出ていくより
賃料を下げてでも空き部屋をつくるよりはいい。
アパ-ト管理会社と、家主の思惑が一致した結果、
まえの家賃42000円から35000円になったのです。
以前の家賃の内訳は、
・賃料 40000円
・共益費 2000円
・駐車場、一台込み 0円
今回の家賃の場合は、
・賃料 35000円
・共益費 3000円
・駐車場 なし
駐車場なしと言うのは、今使用している駐車場がなくなることです。
それでは、私の車はどうするのか?
いま車を駐車しているその場所に、1月まで駐車・保管することになります。
当然のこと、駐車・保管料金がかかります。その額、4000円。
おわかりでしょうか?
家主とアパ-ト管理会社が、賃料を35000円に引き下げたのは
倉敷市の住宅扶助金額(一人住まい)の賃料35,000円に合わせ
共益費3000円プラス駐車・保管料金4000円は別にいただく。
結局のところ、以前のままの賃貸条件に変わりはないのです。
はは。商売人ですね。一本やられました。
・家賃の全額補助の勘違い?
ところで、あなたは知っていますか?
「家賃を支払っていない時、申請した月の家賃分が全額支給される」ことを。
と、わかったようなことを前の記事で書きましたが、
建物賃貸借契約書には、
『来月分の家賃の支払いを、当月の27日前後に口座引き落としする』
このようにあります。
私は勘違いしていました。
11月27日に口座引き落としをさせなかったのは
11月分の家賃ではなく、12月分の家賃でした。
アパ-ト管理会社の、家賃取り立て業者からは
、
追徴金を併せて42378円が請求され、支払いました。
思いもかけない出費となってしまいました。
11月27日に引き落としができなかった12月分の家賃は
生活保護費から全額支給はされませんでした。
12月13日付けの「保護決定(変更)通知書」にはこうあります。
・住宅扶助:31724円(12月分支給・追給額)
・生活扶助:10526円(11月分支給・追給額)
・住宅扶助:31724円(1月分以降支給額)
・生活扶助:78950円(12月分以降支給額)
12月15日、
とりあえず、現金で42250円を手渡しされました。
・住宅扶助:31724円(12月分支給・追給額)
・生活扶助:10526円(11月分支給・追給額)
内訳は以上です。
よくわからないまま、受け取りの認印を押しました。
・シニアカ-(セニアカ-)
今までは、買い物にいくにも軽いドライブを楽しむにも
中古車(普通車1,5L)を利用してきました。
しかし、生活保護の決定した12月13日から
電動式「シニアカ-」に乗らざるを得なくなりました。
最高時速6Kmは、早足で歩く速度です。
フル充電で35Kmくらい走行できます。
天井がありませんから、風雨のときには苦労します。
車のありがたさを実感していますね。
ただ、シニアカ-に乗っていると風景が変わります。
車に乗っていた時には見過ごしていたものが発見できるのです。
こんな所に畑があったり、路地があったり、空き家があったり・・・
小鳥のさえずり、焼き肉・ラ-メン・お好み焼きなどのにおい。
何気ない普通の生活にも奥行きがあるんだなあって。
散歩とはひと味違った、のどかなドライブ。
1月いっぱい、楽しんでやろうと思います。
※シニアカ-は、市の「高齢者支援センター」が手配していただき
介護保険からレンタル料金が支給され、私の負担金はありません。
・寂しいふところだけど
もともと、生活保護を受けることになった原因は
12月と1月の厚生年金がカットされたことです。
現在は失業中のため、雇用保険から支給される
55328円と国民年金の40158円の収入だけ。
市の最低生活費116580円に足りない理由からです。
先月下旬に満65歳となりましたので
2月からは、国民年金・厚生年金が両方とも支給されます。
年金収入78176円プラス雇用保険55328円となり
晴れて、生活保護から解放(?)されるってわけですわ。。笑
生活保護費の減額。
消費税率引き上げ。
たばこ代金の引き上げ。
などなど、、、
「国の借金」9月末で1080兆円。 国民1人あたり852万円 ですよ。
高齢化社会のいま、なんとも情けない状況だといえます。
せめて、自分の生きがいを大切に育てていくしかないです!!