
『北の国から ’02 遺言 後編』五郎の想い。 絆。そして、思うままの愛。
好きあう純と結を観察するトド高村は、富良野の五郎に感心する。親が親なら息子もか?と。 そんな頃、結の亭主がヨリを戻そうと純に鉄拳を。結を諦められない純は、逃げない自分 へ変わる。五郎の恥も外聞もない生きざまに、純は富良野に帰る覚悟を・・・
ありのままに 咲いて咲いて 道すがら
好きあう純と結を観察するトド高村は、富良野の五郎に感心する。親が親なら息子もか?と。 そんな頃、結の亭主がヨリを戻そうと純に鉄拳を。結を諦められない純は、逃げない自分 へ変わる。五郎の恥も外聞もない生きざまに、純は富良野に帰る覚悟を・・・
純は今、羅臼で仕事に就いていた。 富良野にいる蛍は多忙な看護婦生活。五郎は、孫の快に夢中の てんねん爺さんぶり。 ある日、埠頭の市場で落した魚を拾い集めている娘を手伝ってやった純。 それがきっかけで次第に好意を抱きはじめる二人に、あらぬ噂が・・・
約、半年間の空白をへた『失敗おじさん放浪記』であります。 突然の帰郷は、フ-テンの寅さんによく似てて。 おわかり頂けますか? 恥ずかしくてウロウロしていましたら、 「あら。おにいちゃん!」櫻のやつ遅いんだよ。ったく。 そんなわけで、「ただいまー」・・・泣き笑。
蛍と正吉の結婚式に命を賭ける草太。 その反面、牧場経営に執念を燃やす鬼にもなった。 時代の奔流に散っていった草太の美学は、 儚く熱いロマンをみんなに与えて死んだ。 結婚式で披露された、草太のスピ-チに流れる 中島みゆきの「時代」はしんみりと感動を生む。
あの「草太」が縁結び役を引き受けた。 餌食にされたのは、蛍と正吉。草太のところへ蛍が無心にやってきて、 蛍の妊娠を知らされた草太が考えた作戦とは? その頃、シュ-と純の恋は危うい関係に。心配する五郎の親ばかぶり。 しかし、草太の計略が全てに優先する。
今回の立役者は「五郎」です。シュウと純のひび割れを修復したり、 娘の蛍の不倫を応援したり。いい歳のおじさんが、優しい縁の下の 力持ちとして味のある仕事しています。それから正吉のピリっとした 小粒の山椒(さんしょ)役も見逃せません。お楽しみください!
父親の五郎のもとから巣立っていく、純と蛍の恋物語を中心に描いた作品です。 その中でも、東京にいる純とタマ子の興味本位に近い関係がもたらす、妊娠中絶。 その代償の「誠意」のあやふやさに躍らされる、五郎と菅原文太おじさんの意地と見栄が見どころです。
『北の国から ’87初恋』の主人公、れいと純の淡い初恋から、ちょっとは大人になってからの 二人の関係を描いた、もどかしくなるようなそれでいて、うんうんと頷ける作品です。 65歳の自分にもああいう頃があった。なんて、思いません。いたって現役です。笑
「北の国から」の主人公、五郎さん(田中邦衛)にも恋はありました。一途に走る男の純情な恋です。 華こそありませんが、素敵な男に間違いありません。そんな、味のある野郎も少なくなっているのが寂しい、、。何度も何度も見たくなるのは、そこら辺りにあるんです。
「北の国から」のメイン登場人物は5人です。主人公の五郎(田中邦衛)、妻・令子(いしだあゆみ)、純(吉岡秀隆)、螢(中嶋朋子)、雪子(竹下景子)。 それぞれの俳優歴は別として、5人に共通するものにライトをあててみました。浮かび上がってきたものとは?